書誌事項

暴力論

高原到著

講談社, 2021.9

タイトル別名

Bou-ryoku-ron

タイトル読み

ボウリョクロン

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注記

『群像』(2015年11月号-2020年2月号) 掲載に加筆・訂正をくわえたもの

収録内容

  • テロリストが、生まれる : 「セヴンティーン」「政治少年死す」試論
  • 暴力の二つのボタン : ジョージ・オーウェルと武田泰淳
  • 日本近代文学の敗戦 : 「夏の花」と『黒い雨』
  • 歪められた顔、奪われた言葉 : 「原爆乙女」をめぐって
  • 二つのフィリピン戦 : 大岡昇平と奥泉光における死者の顔
  • 虐殺の言語学 : 『慈しみの女神たち』のナラティヴ

内容説明・目次

内容説明

文学が描く“顔”から暴力発生の闇を抉る、気鋭の力作評論!

目次

  • 第1部 暴力の発生(テロリストが、生まれる「セヴンティーン」「政治少年死す」試論;暴力の二つのボタン ジョージ・オーウェルと武田泰淳)
  • 第2部 暴力の爪痕(日本近代文学の敗戦 「夏の花」と『黒い雨』;歪められた顔、奪われた言葉 「原爆乙女」をめぐって)
  • 第3部 暴力の語り(二つのフィリピン戦 大岡昇平と奥泉光における死者の顔;虐殺の言語学『慈しみの女神たち』のナラティヴ)

「BOOKデータベース」 より

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