フェイクとの闘い : 暗号学者が見た大戦からコロナ禍まで
著者
書誌事項
フェイクとの闘い : 暗号学者が見た大戦からコロナ禍まで
コトニ社, 2021.9
- タイトル別名
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fake
- タイトル読み
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フェイク トノ タタカイ : アンゴウ ガクシャ ガ ミタ タイセン カラ コロナカ マデ
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注記
文献: 巻末p57-58
内容説明・目次
内容説明
大本営発表と戦中知識人の認識への疑問。情報セキュリティを巡る理念と現実の相克。現代暗号学の第一人者による緊急提言!暗号だけではソサエティ5.0は守れない。管理(management)、倫理(ethics)、法律(law)、技術(technology)を高度に均衡させた学際的かつ総合的視点から、理念による現実の最適化をさぐる。
目次
- プロローグ—理念と現実
- 加藤尚武編 辻井重男語録—情報哲学入門
- 第1章 太平洋戦争をはさんで—暗号学者の小さな履歴書1(国際連盟脱退の年に生まれる;観客席から眺めるかのような戦争 ほか)
- 第2章 戦時中の文化人・作家たちの現実認識を問う(戦中・戦後に親しんだ文化人たち;世界的哲学者たちの現実認識とは?—京都学派について ほか)
- 第3章 サイバーセキュリティをめぐる活動—暗号学者の小さな履歴書2(「情報セキュリティ大学院大学」学長として—サイバーセキュリティ総合科学へ;「中央大学研究開発機構」教授として ほか)
- 第4章 情報社会のセキュリティと倫理の課題(情報セキュリティ文化の共有;デジタル化・ネットワーク化による社会構造・機能の変化 ほか)
- 第5章 サイバーセキュリティの未来(コロナ禍という現実で、社会理念は変わるのか;数理の世界 ほか)
- 資料篇
「BOOKデータベース」 より