書誌事項

田中久重と技術

河本信雄著

(日本の伝記 : 知のパイオニア)

玉川大学出版部, 2021.10

タイトル読み

タナカ ヒサシゲ ト ギジュツ

注記

田中久重略年表: p167-171

内容説明・目次

内容説明

田中久重は、いまから220年以上まえの九州に生まれ、職人、技術者、起業家として幅広く活やくしました。天才的なからくり職人、灯火具製作者、時計師であり、さらに日本ではじめての蒸気船と蒸気機関車の模型、大砲、電信機をつくりあげました。本書では、久重自らが、技術ひとすじに生きた、その生涯を語ります。

目次

  • 1 人びとがよろこぶものをつくりたい—からくり儀右衛門‐7歳〜35歳(開かずの硯箱;雲切人形;風砲;自動で動くからくり人形;久留米からの旅立ち)
  • 2 人びとの役にたつものをつくりたい—職人久重‐35歳〜53歳(無尽灯;学問を学ぶ;蘭学を学ぶ;万年時計;蒸気船雛形;京都からの旅立ち)
  • 3 日本の役にたつものをつくりたい—技術者久重‐53歳〜82歳(蒸気船;電信機;施条後装砲;上京、万年時計とともに;実用電信機;最後の旅立ち)
  • 受け継がれる技術
  • 田中久重略年表
  • 索引

「BOOKデータベース」 より

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