明治躍進編 : 帝国憲法と日清開戦の謎
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明治躍進編 : 帝国憲法と日清開戦の謎
(小学館文庫, い1-40)
小学館, 2021.10
- タイトル別名
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逆説の日本史
- タイトル読み
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メイジ ヤクシンヘン : テイコク ケンポウ ト ニッシン カイセン ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
憲法制定にあたって対立した大隈重信・福澤諭吉の早慶連合を、「奥の手」を使い葬った伊藤博文・岩倉具視ら維新生き残りコンビ。その陰で暗躍した「明治国家形成のグランドデザイナー」とは何者か?また“眠れる獅子”清国に勝ち、日本が手にした「莫大な利益」とは何だったのか?
目次
- 第1章 大日本帝国の構築3 帝国憲法と教育勅語—知られざる「陰のプランナー」(「歴史学の三大欠陥」がもたらした“徳川綱吉はバカ殿”という誤解;日本歴史学界が陥る「滑稽なまでの史料絶対主義」;「飛鳥時代」というおかしな時代区分を放置し続ける歴史学者たち ほか)
- 第2章 大日本帝国の試練1 条約改正と日清戦争への道—「文明と野蛮の対決」のリアル(幕末・明治の日本人が朱子学によって「優越思想」に染まっていった「皮肉」;明治最大の課題「不平等条約の改正」を目論み繰り広げられた「鹿鳴館外交」;大隈重信が条約改正の突破口に考え出した「外国人判事の登用」という奇手 ほか)
- 第3章 大日本帝国の試練2 台湾および朝鮮統治—「同化政策」の成功と誤算(閔妃虐殺を「救国の快挙」と主張する元反日韓国人作家金完燮;改革派を弾圧し守旧的な政治を断行した閔妃は「韓国近代化のガン」;言論の自由より「先祖の名誉」が優先する朱子学社会 ほか)
「BOOKデータベース」 より