公共貨幣入門
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公共貨幣入門
(インターナショナル新書, 086)
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2021.10
- タイトル読み
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コウキョウ カヘイ ニュウモン
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注記
主要参考文献: p292-294
内容説明・目次
内容説明
日本の「失われた三〇年」は主流派経済学の処方箋を素直に実施した結果である。新古典派経済学による構造改革は低賃金の非正規労働者を増やし、ケインズ経済学による財政・金融およびリフレ政策は一〇〇〇兆円を超える借金地獄をつくった。原因は貨幣システムの欠陥にある。主流派経済学やMMTの誤りを指摘し、現在の「債務貨幣」にかわる新たな貨幣システム「公共貨幣」を提唱。「公共貨幣」を取り戻せば「ゼロ成長」から脱却でき、新しい未来が開けることを論証する。
目次
- 第1章 債務貨幣システムと「失われた30年」(あなたのお金は誰かの借金;銀行貸出と預金創造 ほか)
- 第2章 主流派経済学の破綻(市場原理主義の新古典派経済学;外生的債務貨幣を想定するケインズ経済学 ほか)
- 第3章 MMTは債務貨幣のデザイン欠陥を隠蔽(貨幣理論を分類すれば4つしかない;MMTは虚偽の貨幣論 ほか)
- 第4章 公共貨幣システムへの移行(システムの移行目標;移行の7プロセス ほか)
- 第5章 公共貨幣で新国生みイニシアティブ(公共貨幣への移行:2つの登山道;新国生みイニシアティブの5大プログラム ほか)
「BOOKデータベース」 より