からまりあい重なりあう歴史 : 植民地朝鮮の文化の力学 Intertwined and overlapping histories : the cultural dynamics in colonial Korea
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からまりあい重なりあう歴史 : 植民地朝鮮の文化の力学 = Intertwined and overlapping histories : the cultural dynamics in colonial Korea
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書, 32)
北海道大学出版会, 2021.10
- タイトル読み
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カラマリアイ カサナリアウ レキシ : ショクミンチ チョウセン ノ ブンカ ノ リキガク
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収録内容
- 民族主義を超えて
- 「白衣」の意味をめぐる闘争
- 光化門・ヘテをめぐる物語と柳宗悦
- 「朝鮮の美」をめぐる日本人の文化実践
- 〈植民地の国花〉と〈帝国の国花〉. 1 無窮花と桜、二つの国花の異なる運命
- 〈植民地の国花〉と〈帝国の国花〉. 2 朝鮮人の文化的欲望と伏流する民族主義
- 「植民地の博覧会」と朝鮮の言論
- 「ヨボ」という蔑称と「内鮮融和」
- 「からまりあい重なりあう」経験・歴史
内容説明・目次
内容説明
柳宗悦の朝鮮のための「愛の仕事」、移植された桜、文化的欲望をかき立てる博覧会…、そこに引き起された闘争・贈与・受容・敗北・創造。複雑に織りなされた植民地の文化の力学について、本書はその織り目に、今日に至る朝鮮の人々の屈折した思いと心理を浮かび上がらせ、「民族の物語」からの転回を見透す。
目次
- 序章 民族主義を超えて
- 第1章 「白衣」の意味をめぐる闘争
- 第2章 光化門・ヘテをめぐる物語と柳宗悦
- 第3章 「朝鮮の美」をめぐる日本人の文化実践—柳宗悦、浅川伯教
- 第4章 “植民地の国花”と“帝国の国花”(1)—無窮花と桜、二つの国花の異なる運命
- 第5章 “植民地の国花”と“帝国の国花”(2)—朝鮮人の文化的欲望と伏流する民族主義
- 第6章 「植民地の博覧会」と朝鮮の言論—朝鮮副業品共進会・朝鮮博覧会
- 第7章 「ヨボ」という蔑称と「内鮮融和」
- 終章 「からまりあい重なりあう」経験・歴史
「BOOKデータベース」 より