「還って来た者」の言葉 : コロナ禍のなかでいかに生きるか
著者
書誌事項
「還って来た者」の言葉 : コロナ禍のなかでいかに生きるか
幻戯書房, 2021.10
- タイトル別名
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還って来た者の言葉
- タイトル読み
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「カエッテ キタ モノ」ノ コトバ : コロナカ ノ ナカ デ イカニ イキルカ
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注記
文献あり
収録内容
- 死を普遍的に歌うということ
- なぜ「極悪人」に「救い」があるのか
- 「還って来た者」の言葉
- パラドックスとしての「共生」
- 竹の葉先の微かな震え
- 西行の歌の心とは何か
- なぜいま絶対非戦論が問題とされなければならないのか
- 「ただの戦争放棄」と「特別な戦争放棄」
- 内面の表象から欲望の肯定へ
- 村上春樹の物語の後に
- 回生の言葉
- 理由なき死
- コロナ禍のなかでいかに生きるか
- 負け損をする人々への配慮
内容説明・目次
内容説明
クライシスと分断のなかで、他者との連帯と協調はいかにして可能か?私たちをばらばらに切り離し、再生不可能と思えるほどの孤立をもたらしつつあるコロナ禍。その絶望的な危機を抜ける、希望の隘路はどこにあるのか—「還相の言葉」を手がかりに、時代閉塞の現状に全力で応える評論集。
目次
- 1 吉本隆明・親鸞・西行・ヴェイユ(死を普遍的に歌うということ—吉本隆明と立原道造;なぜ「極悪人」に「救い」があるのか—吉本隆明『最後の親鸞』を読みながら;「還って来た者」の言葉—吉本隆明『最後の親鸞』 ほか)
- 2 加藤典洋・村上春樹(「ただの戦争放棄」と「特別な戦争放棄」—加藤典洋の戦後観と『9条入門』;内面の表象から欲望の肯定へ—加藤典洋の村上春樹評価をめぐって;村上春樹の物語の後に ほか)
- 3 大澤真幸・ジジェク・アガンベン・カツェネルソン(コロナ禍のなかでいかに生きるか;負け損をする人々への配慮)
「BOOKデータベース」 より