J・M・クッツェーと真実

書誌事項

J・M・クッツェーと真実

くぼたのぞみ著

白水社, 2021.10

タイトル別名

J.M. Coetzee and truth

JMクッツェーと真実

タイトル読み

J・M・クッツェー ト シンジツ

注記

文献: p305

J・M・クッツェー年譜: p308-324

J・M・クッツェー全作品リスト: p325-327

内容説明・目次

内容説明

クッツェー作品を俯瞰する、日本初のクッツェー論。ノーベル文学賞作家J・M・クッツェーの翻訳を80年代から手がけてきた著者が、作品の奥深くに埋め込まれた「真実」を解き明かし、作家の実像に迫るエッセイ集。巻末に年譜・全著作リストを収録。

目次

  • 第1章 南アフリカの作家、J.M.クッツェーと出会う(ショッキングピンクの砂時計;クツィアでもクッツィーでもなく ほか)
  • 第2章 自伝、フィクション、真実(自伝、物語ること—『少年時代』『青年時代』『サマータイム』)
  • 第3章 世界のなかのJ・M・クッツェー(驚異の自己改造プロジェクト—『ダスクランズ』;発禁をまぬがれた小説—検閲制度と『その国の奥で』 ほか)
  • 第4章 北と南のパラダイム(「鯨」がいない—『三つの物語』『遅い男』『厄年日記』;よみがえるエリザベス—カレンとコステロ ほか)
  • 第5章 ジョン・クッツェーとの時間(少年の本棚—詩と写真と哲学と;ヘンドリック・ヴィットボーイの日記 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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