歴史知のオントロギー : 文明を支える原初性
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歴史知のオントロギー : 文明を支える原初性
社会評論社, 2021.10
- タイトル読み
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レキシチ ノ オントロギー : ブンメイ オ ササエル ゲンショセイ
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収録内容
- 先史社会を現代人はどう見たか
- 先史文化を現代人はどう見たか
- リグ・ヴェーダの歴史知的討究
- 身体内共生儀礼としての食人習俗
- カラル遺跡〈ペルー〉十字形像の先史性
- シンボルによる価値転倒
- キリスト教神話のドラマトゥルギー
- 〈父が子を生む〈マタイ福音書〉〉表現の歴史知的考察
- ゲシュレヒターポリス〈氏族遺制都市〉とアヴンクラート〈母方オジ権〉
- 汎神論と物神論
- 感性文化と美の文化
- 未然形の純粋経験と連用形の歴史知
- 先史と文明を仲介する前方後円墳の儀礼文化
- 母系制と姫彦制の関係
- 安藤昌益の自然観と社会観
- 陶淵明の「心在」は「死してなお自然とともにある」を意味する
- 思想としての二・二六昭和維新
内容説明・目次
内容説明
この地球上に生きて存在していることの意味、自然環境と社会環境の只中に内在していることの意味、あるいは、人と自然が互いに存在を認め合う関係が指し示す意味、歴史知のオントロギーを問う。
目次
- 先史社会を現代人はどう見たか—トインビー・ヤスパース・フレイザー
- 先史文化を現代人はどう見たか—デュルケム・マリノフスキー・ラドクリフ=ブラウン
- リグ・ヴェーダの歴史知的討究—プレ・インダスの提唱
- 身体内共生儀礼としての食人習俗
- カラル遺跡(ペルー)十字形像の先史性
- シンボルによる価値転倒—十字形像を事例に
- キリスト教神話のドラマトゥルギー—グノーシス的解釈とフェティシズム的解釈
- “父が子を生む(マタイ福音書)”表現の歴史知的考察
- ゲシュレヒターポリス(氏族遺制都市)とアヴンクラート(母方オジ権)
- 汎神論と物神論—ブルーノ・スピノザ・フォイエルバッハ
- 感性文化と美の文化—バウムガルテン・ヘーゲル・フレイザー
- 未然形の純粋経験と連用形の歴史知—西田幾多郎小論
- 先史と文明を仲介する前方後円墳の儀礼文化
- 母系制と姫彦制の関係—高群逸枝『母系制の研究』を鑑みて
- 安藤昌益の自然観と社会観—災害と飢饉の江戸中後期を現在として生きつつ
- 陶淵明の「心在」は「死してなお自然とともにある」を意味する
- 思想としての二・二六昭和維新—三島由紀夫『憂国』をまじえて
「BOOKデータベース」 より