渋柿の木の下で : 孤高の俳人・松根東洋城の生涯

Author(s)

    • 中村, 英利子 ナカムラ, エリコ

Bibliographic Information

渋柿の木の下で : 孤高の俳人・松根東洋城の生涯

中村英利子著

アトラス出版, 2021.8

Title Transcription

シブガキ ノ キ ノ シタ デ : ココウ ノ ハイジン ・ マツネ トウヨウジョウ ノ ショウガイ

Available at  / 2 libraries

Note

参考文献: 巻末

Description and Table of Contents

Description

妻を持たず、家も持たず、孤高の俳諧人生を全うした東洋城の生涯。その厳しさから多くの門弟が離れていった反面、一部の人たちからは殿様気質が愛された。高い身分の家に生まれ、皇族の間近で仕事をしながらも、夢中になって作り続けた俳句とは如何なるものか?答えて曰く「渋柿の如きものにては候へど」

Table of Contents

  • 少年期(各地での経験が育んだ豊かな感性)(祖父は大名で、江戸育ちの芝居好き;明治維新後の藩主と家来たち ほか)
  • 青年期(俳句に染まり、文学者たちと交流)(子規庵に通い続け、俳句漬けの生活に;子規亡きあとの虚子と碧梧桐の苦闘 ほか)
  • 壮年期(罹災、離反…激動の時代)(東洋城と豊隆と寅彦;連句にはまった寅彦、小宮を“破門” ほか)
  • 老年期(人生の終焉と、亡き後)(山男の東洋城、山籠もりから脱出する;伊予の山里で「一畳庵」を結ぶ ほか)

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Details

  • NCID
    BC10493649
  • ISBN
    • 9784906885428
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    松山
  • Pages/Volumes
    271 p
  • Size
    21 cm
  • Classification
  • Subject Headings
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