小泉八雲 : 日本美と霊性の発見者

書誌事項

小泉八雲 : 日本美と霊性の発見者

池田雅之 [著]

(角川文庫, 22846)

KADOKAWA, 2021.9

タイトル別名

ラフカディオ・ハーンの日本

角川ソフィア文庫

タイトル読み

コイズミ ヤクモ : ニホンビ ト レイセイ ノ ハッケンシャ

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注記

角川学芸出版2009年刊「ラフカディオ・ハーンの日本」の改題, 大幅に加筆修正

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 C102-20」の表示あり

小泉八雲略年譜: p257-268

参考文献(参照した八雲関係の著作): p269-274

内容説明・目次

内容説明

教師として日本各地を訪れた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、庶民生活の中にある「単純、善良、素朴さ」を愛す一方、西洋化を推し進める「新日本」に幻滅する。彼が見つめ、追い求めたものとは何か。横浜上陸から松江・熊本・神戸そして東京で亡くなるまで—八雲文学研究と邦訳の第一人者が、作品・書簡・講義録等から、14年間の足跡と心の軌跡をたどる。いま、私たちが見直すべき日本文化を再発見するための八雲案内。

目次

  • はじめに—失われゆく日本の心を見つめて
  • 第1章 小泉八雲はなぜ日本にやって来たのか—漂泊・幽霊・ユートピア(激情家・小泉八雲の生涯をたどる;日本という永遠のヴィジョン;八雲の松江 松江の八雲 ほか)
  • 第2章 教育者としての小泉八雲—想像力・共感・非個性(教育への情熱;教育における想像力とは何か;語り部のかたりなす文学講義 ほか)
  • 第3章 小泉八雲が私たちに語りかけてくるもの—死者と生者の共同体(原風景をたどる—自伝的断篇が伝える霊的世界;夢の小宇宙としての再話文学;“永遠に女性的なるもの”をめぐって ほか)
  • あとがき—真・善・美へと向かう歩み

「BOOKデータベース」 より

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