室町社会史論 : 中世的世界の自律性
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室町社会史論 : 中世的世界の自律性
岩波書店, 2021.10
- タイトル読み
-
ムロマチ シャカイ シロン : チュウセイテキ セカイ ノ ジリツセイ
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注記
参考文献: 章末
収録内容
- 室町社会の特質
- 『看聞日記』に描かれた中世村落 : 山城国伏見荘
- 「鞆淵荘下村歩付帳」を読む : 紀伊国鞆淵荘
- 室町期畿内における町場の構造 : 大和国古市郷
- 新見荘祐清殺害事件の真相 : 備中国新見荘
- 足利義持の二つの徳政 : 山城国木幡浄妙寺の所職をめぐって
- 室町殿権力と広域逃散
- 習俗論としての社会史
- 中世日本の互助金融 : 室町幕府の訴訟記録にみえる頼母子
- 日本中世後期の私文書と公権力
- 湯起請をめぐる室町人の意識
- 中世日本における人身御供の選抜法
- 習俗雑考
- 戦国の法と習俗
- 比較史と習俗論
内容説明・目次
内容説明
日本中世、とりわけ室町期の社会は、各社会集団が自律的な「法」をもって対峙しあう多元性を特徴としていた。「自力救済社会」とも形容すべきその実像と、そこに生きた中世人の心性を、「習俗」への着目を通して解き明かすとともに、続く戦国期・近世への展望をも示す。法制史・社会史の視角を継承しつつ室町時代史研究を牽引してきた著者の、ここ二〇年間の研究成果を集成する。
目次
- 室町社会の特質
- 1 在地社会の自律性(『看聞日記』に描かれた中世村落—山城国伏見荘;「鞆淵荘下村歩付帳」を読む—紀伊国鞆淵荘 ほか)
- 2 室町幕府法と在地社会(足利義持の二つの徳政—山城国木幡浄妙寺の所職をめぐって;室町殿権力と広域逃散)
- 3 習俗が構成する中世社会(習俗論としての社会史;中世日本の互助金融—室町幕府の訴訟記録にみえる頼母子 ほか)
- 4 戦国時代への展望(戦国の法と習俗)
- 比較史と習俗論
「BOOKデータベース」 より