名画の生まれるとき
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書誌事項
名画の生まれるとき
(光文社新書, 1161 . 美術の力||ビジュツ ノ チカラ ; 2)
光文社, 2021.10
- タイトル読み
-
メイガ ノ ウマレル トキ
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注記
『産経新聞』夕刊の連載「欲望の美術史」の記事 (2017年12月から2021年8月まで) を中心に, 別媒体に載せた記事や新たに書き下ろした原稿を加えたもの
収録内容
- 名画のはらむ新解釈
- カラヴァッジョの習作
- ルネサンスのライバルたち
- レオナルド・ダ・ヴィンチの評価
- ルーベンスの大画面
- ベラスケスの肖像画
- レンブラントは誰のものか
- フランス・ハルスの集団肖像画
- ラファエル前派
- ゴッホの自然賛美
- 墓場としてのミュージアム
- 世界遺産・マルタ島至高のミュージアム
- パリで見比べる、バスキアとカラヴァッジョ
- バスキア知られざる日本との関係
- ファン・エイク北方ルネサンス最大の巨匠
- ロンドン、ナショナル・ギャラリー世界一バランスのよい美術館
- リヒテンシュタイン侯国のコレクション
- 小巨匠オットー・ネーベル
- 酒と美術
- 美術と犬
- フェルメールと手紙
- コンスタブルと雲
- アイヴァゾフスキーと波
- 残照の美術
- 東洋の自然表現
- 日本のアカデミズム、江戸狩野の実力
- 石川雲蝶 越後のミケランジェロ
- 木島櫻谷の復権
- 西郷隆盛 作られたイメージ
- 渡辺省亭と迎賓館
- 牧島如鳩の宗教画
- 東郷青児とデパート文化
- 浦上玉堂の名作
- オンラインと対面
- 宗教とスキャンダル
- ミネアポリスの壁画に見るストリートアートの底力
- ロシアのイコン
- レーピンとロシアのアイデンティティ
- レーピンと並ぶロシアの巨匠スリコフの歴史画
- マカオのキリシタン文化
- 長崎の潜伏キリシタンとかくれキリシタン
- 日本のカトリック壁画
- 広島と長崎原爆と母子像
- あいちトリエンナーレ2019の慰安婦像
- 現代最高の巨匠ゲルハルト・リヒターの芸術
- ナチス美術の闇
- 肖像画と死
- 病魔退散の神
- 疫病と聖母
- 忘却と記憶
- ヨブの問い
- ボルタンスキー来世のヴィジョン
- 死後の世界
- 苦難を生きる意味
- 最期の絵
内容説明・目次
内容説明
カラヴァッジョ絵画の新解釈、バスキアの革新性、ゲルハルト・リヒターの真実、ボルタンスキーの来世のヴィジョンetc.美術の本質に迫る55話。
目次
- 第1章 名画の中の名画
- 第2章 美術鑑賞と美術館
- 第3章 描かれたモチーフ
- 第4章 日本美術の再評価
- 第5章 信仰と政治
- 第6章 死と鎮魂
「BOOKデータベース」 より