主権なき平和国家 : 地位協定の国際比較からみる日本の姿
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主権なき平和国家 : 地位協定の国際比較からみる日本の姿
(集英社文庫, [い88-1])
集英社, 2021.10
文庫増補版
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シュケン ナキ ヘイワ コッカ : チイ キョウテイ ノ コクサイ ヒカク カラ ミル ニホン ノ スガタ
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Note
初版: 集英社クリエイティブ 2017年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
日本はまだアメリカに占領されている!1960年、日米地位協定発効から60年以上、日本は地位協定本文の改定を提起したことがない。しかしこの協定によって、ある領空は日本の航空機が通過できず、オスプレイ墜落事故や米軍婦女暴行事件が起きても何もできない現実がある。アメリカに依存した主権なき平和は、本当に平和と呼べるのか—。文庫化にあたり大幅改稿&増補をした特別版!
Table of Contents
- 序章 主権にあいまいな国
- 第1章 刑事裁判権—政府が言う「日本が韓国やドイツより有利」というのは本当か
- 第2章 基地管理権—米軍の運用に日本政府の権限が及ばないのは当然なのか
- 第3章 自由出撃—朝鮮戦争から生まれた日米地位協定と朝鮮国連軍地位協定
- 第4章 思いやり予算—日本のアメリカへの貢献は不十分なのか
- 第5章 国連PKO地位協定—日本は特権を享受するだけで責任を果たさなくてよいのか
- 第6章 日米地位協定改定案—改定を実現するために何をすべきか
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