書誌事項

雨の島

呉明益著 ; 及川茜訳

河出書房新社, 2021.10

タイトル別名

苦雨之地

The land of little rain

タイトル読み

アメ ノ シマ

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収録内容

  • プロローグ
  • 闇夜、黒い大地と黒い山
  • 人はいかにして言語を学ぶか
  • アイスシールドの森
  • 雲は高度二千メートルに
  • とこしえに受胎する女性
  • サシバ、ベンガル虎および七人の少年少女

内容説明・目次

内容説明

元神話学教授のチーズ職人の家に養子として迎えられた、難病のミミズ研究者の物語「闇夜、黒い大地と黒い山」。鳥の声を聴き取る自閉症の鳥類行動学者が、母の死をきっかけに聴力を失い、新たな言語を構築していく「人はいかにして言語を学ぶか」。植物状態にある恋人のツリークライマーに負い目を感じる主人公が、臨死体験を利用した治療法に身を委ねる「アイスシールドの森」。無差別殺人事件で妻を失った弁護士が、未完成の妻の小説に登場する絶滅種を追い求める「雲は高度二千メートルに」。海に惹きつけられた四人の男女が、絶滅したクロマグロを探す旅に出る「とこしえに受胎する女性」。中華商場で子どもたちを魅了した一羽の鷹と、その持ち主である叔父さんをめぐる追憶の物語「サシバ、ベンガル虎および七人の少年少女」。緩やかに連関しつつ紡がれる自然と人間の大いなる物語。現代台湾を代表する作家のネイチャーライティング・フィクション。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC10578774
  • ISBN
    • 9784309208398
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    249p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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