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関所で読みとく日本史

河合敦著

(KAWADE夢新書, S429)

河出書房新社, 2021.10

タイトル読み

セキショ デ ヨミトク ニホンシ

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内容説明・目次

内容説明

「敵の侵入を防ぎ、怪しい者を通さない」これが第一の役割だが、その他にも、多様かつ意外な役目を担っていた関所。その成り立ち・機能に注目すれば信じてきた歴史の通説が覆る!

目次

  • 1章 古代の関所から日本史を読みとく—壬申の乱を制した大海人皇子。勝因は「三関」にあった!(日本史上、最初の関所を設けたのは誰か;大化の改新後の「改新の詔」で明文化された関所の設置 ほか)
  • 2章 中世の関所から日本史を読みとく—日野富子は「関銭」などの富で応仁の乱を収拾した!(義経と弁慶が越えたのは「安宅関」ではなかった?!;謎に包まれた、中世の関所の特徴と構造 ほか)
  • 3章 近世の関所から日本史を読みとく—鉄砲、女、手負いの者…はどんな「関所手形」で通過したか(江戸時代の交通制度と関所の実態;箱根と新居に見る、江戸時代の関所システム ほか)
  • 4章 海・川の関所から日本史を読みとく—幕末の箱館は、外国の攻撃に耐えうる港かつ関所だった!(古代〜戦国時代、水の関所はいかに権力者を潤したか;「越すに越されぬ大井川」の関所としての機能とは ほか)

「BOOKデータベース」 より

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