怒る勇気
著者
書誌事項
怒る勇気
(河出新書, 037)
河出書房新社, 2021.10
- タイトル読み
-
イカル ユウキ
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注記
参考文献: p231-234
内容説明・目次
内容説明
「私が本書で考えたいのは、今の世の中に起こる理不尽なことにどう対処するかである」老・病・死はもちろん、天災や人災、無策な政治、さらには会社の上司や恋人、家族に至るまで、私たちの周囲は、人生の行く手を遮る出来事や人で溢れている。そのような困難に直面したとき、私たちはただ、絶望するしかないのだろうか?理不尽や不正が蔓延するこの時代において、私たちに必要なのは「真の怒り」=「公憤」である。無意味に空気を読み「怒り」を抑え、一方で「私憤」に溢れた世界への警鐘!アドラー心理学の第一人者が「怒り」を通じて読者と考える、世界を変えるための思考と実践。
目次
- 第1章 理不尽な現実に抗せよ(起こることは理不尽なことばかり;身近な人や自分の死は受け入れられない ほか)
- 第2章 空気はない(なぜ手を拱いているのか;「空気を読む」とはどういうことか? ほか)
- 第3章 圧力に屈するな(「道徳」という名の威圧;「親だから臓器提供は当然」という圧力 ほか)
- 第4章 怒りを忘れるな(怒りを抑えるのではなく;元の問題を絶たなければ同じことの繰り返し ほか)
- 第5章 対話が世界を変える(対話とは何か;言葉の使い方がおかしい現代 ほか)
「BOOKデータベース」 より