島を出る : ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路

著者

    • 上江洲, 儀正 ウエズ, ヨシマサ

書誌事項

島を出る : ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路

上江洲儀正著

水曜社, 2021.10

タイトル別名

島を出る : ハンセン病回復者宮良正吉の旅路

タイトル読み

シマ オ デル : ハンセンビョウ カイフクシャ・ミヤラ セイキチ ノ タビジ

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注記

引用文献: p230-231

宮良正吉・ハンセン病関連年表: p232-239

内容説明・目次

内容説明

10歳の少年は、兄に連れられて故郷の石垣島を出た。病気が治ればすぐに帰れると思っていた。長い旅のはじまりだった。本書はロングインタビューの積み重ねにより、ひとりのハンセン病患者の半生を「生の声をできるだけ生のまま」「わたし(著者)自身に教えるように」ハンセン病問題の歴史をかさねあわせて書かれた「長い旅」、その現在進行形の経過報告である。

目次

  • 1章 長い「旅」のはじまり
  • 2章 「選ばれた島」にて
  • 3章 愛楽園「脱出」
  • 4章 「希望」の新良田教室
  • 5章 「社会」へ
  • 6章 溢れ出る…
  • 7章 カミングアウト
  • 8章 退所者の孤立
  • 9章 バラバラになった家族
  • 10章 ふるさと

「BOOKデータベース」 より

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