紫式部ひとり語り
著者
書誌事項
紫式部ひとり語り
(角川文庫, 22058)
KADOKAWA, 2020.2
- タイトル別名
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私が源氏物語を書いたわけ
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ムラサキシキブ ヒトリガタリ
並立書誌 全1件
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紫式部ひとり語り / 山本淳子[著]
BB30432377
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紫式部ひとり語り / 山本淳子[著]
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注記
「私が源氏物語を書いたわけ」(角川学芸出版 2011年刊) の改題、加筆
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 C119-1」とあり
主要参考文献: p305-309
紫式部関係年表: p310-313
内容説明・目次
内容説明
「この私の人生に、どれだけの華やかさがあったものだろうか。紫の上にちなむ呼び名には、とうてい不似合いとしか言えぬ私なのだ」—。今、紫式部が語りはじめる、『源氏物語』誕生秘話。望んでいなかったはずの女房となった理由、宮中の人付き合いの難しさ、主人中宮彰子への賛嘆、清少納言への批判、道長との関係、そして数々の哀しい別れ。研究の第一人者だからこそ可能となった、新感覚の紫式部譚。年表や系図も充実。
目次
- 会者定離—雲隠れにし夜半の月
- 矜持—男子にて持たらぬこそ、幸ひなかりけれ
- 恋—春は解くるもの
- 喪失—「世」と「身」と「心」
- 創作—はかなき物語
- 出仕—いま九重ぞ思ひ乱るる
- 本領発揮—楽府といふ書
- 皇子誕生—秋のけはひ入り立つままに
- 違和感—我も浮きたる世を過ぐしつつ
- 女房—ものの飾りにはあらず
- 「御堂関白道長妾」—戸を叩く人
- 汚点—しるき日かげをあはれとぞ見し
- 崩御と客死—なほこのたびは生かむとぞ思ふ
- 到達—憂しと見つつも永らふるかな
「BOOKデータベース」 より