書誌事項

紫式部ひとり語り

山本淳子 [著]

(角川文庫, 22058)

KADOKAWA, 2020.2

タイトル別名

私が源氏物語を書いたわけ

角川ソフィア文庫

タイトル読み

ムラサキシキブ ヒトリガタリ

並立書誌 全1

大学図書館所蔵 件 / 8

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注記

「私が源氏物語を書いたわけ」(角川学芸出版 2011年刊) の改題、加筆

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 C119-1」とあり

主要参考文献: p305-309

紫式部関係年表: p310-313

内容説明・目次

内容説明

「この私の人生に、どれだけの華やかさがあったものだろうか。紫の上にちなむ呼び名には、とうてい不似合いとしか言えぬ私なのだ」—。今、紫式部が語りはじめる、『源氏物語』誕生秘話。望んでいなかったはずの女房となった理由、宮中の人付き合いの難しさ、主人中宮彰子への賛嘆、清少納言への批判、道長との関係、そして数々の哀しい別れ。研究の第一人者だからこそ可能となった、新感覚の紫式部譚。年表や系図も充実。

目次

  • 会者定離—雲隠れにし夜半の月
  • 矜持—男子にて持たらぬこそ、幸ひなかりけれ
  • 恋—春は解くるもの
  • 喪失—「世」と「身」と「心」
  • 創作—はかなき物語
  • 出仕—いま九重ぞ思ひ乱るる
  • 本領発揮—楽府といふ書
  • 皇子誕生—秋のけはひ入り立つままに
  • 違和感—我も浮きたる世を過ぐしつつ
  • 女房—ものの飾りにはあらず
  • 「御堂関白道長妾」—戸を叩く人
  • 汚点—しるき日かげをあはれとぞ見し
  • 崩御と客死—なほこのたびは生かむとぞ思ふ
  • 到達—憂しと見つつも永らふるかな

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC10594894
  • ISBN
    • 9784044005818
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    318p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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