我が身にたどる姫君

Author(s)

• 片岡, 利博 カタオカ, トシヒロ

Bibliographic Information

我が身にたどる姫君

片岡利博校訂・訳注

（中世王朝物語全集, 21）

笠間書院, 2017.3

• 下 : 簡装版

Other Title

我身にたどる姫君

我が身にたどる姫君

Title Transcription

ワガミ ニ タドル ヒメギミ

Note

底本: 尊経閣文庫蔵本

年立: 下p218-227

参考文献: 下p235

Description and Table of Contents

Description

上巻・巻四の女帝即位の記事を受けて、巻五では、女帝の善政が語られる。巻六は巻五の並びの巻で、女帝の義妹である前斎宮とその周辺の人物の、奇妙で猥雑な生活が描かれる。巻五巻末で女帝が急死し、即位した新帝は、皇太后への恋情に身を焼き、悩んだ皇太后は絶命し、帝も息を引き取る。こうした不幸な出来事の反省から、今上は善政を心がけて政治改革をおしすすめている。代々の帝の様相を縦軸に、物語は多くの錯綜した恋模様を語り、巻八巻末では、対抗し続けて来た左大臣・右大臣両家が深い縁に結ばれていることを描いて大団円を迎える。周到に構成された、七代・四十五年に及ぶ中世王朝物語屈指の大作。

by "BOOK database"

• NCID: BC10720911
• ISBN:
  • 9784305401014
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: 235p
• Size: 22cm
• Classification:
  • NDC8 : 913.41
  • NDC9 : 913.41
• Subject Headings:
  • NDLSH : 物語文学
  • NDLSH : 日本文学 -- 歴史 -- 中世
• Parent Bibliography ID:
  • BN12721027