手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか : 「ストーリーマンガ」の展開

書誌事項

手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか : 「ストーリーマンガ」の展開

竹内オサム著

ミネルヴァ書房, 2021.10

タイトル別名

手塚治虫はジャングル大帝にどんな思いを込めたのか : ストーリーマンガの展開

タイトル読み

テズカ オサム ワ「ジャングル タイテイ」ニ ドンナ オモイ オ コメタ ノカ : 「ストーリー マンガ」ノ テンカイ

内容説明・目次

内容説明

戦後のストーリーマンガはどのように成立したのか。手塚治虫の「ジャングル大帝」からそのルーツを探る。手塚は、それまでのギャグマンガに代表される笑いを取るためのマンガではなく、喜怒哀楽のみならず、悲劇性をストーリーマンガに吹き込んだ。それ以後のマンガの潮流を作り出した「ジャングル大帝」の成立過程を詳論する。著者マンガ研究四十年のライフワーク。

目次

  • 第1章 中央の雑誌へのデビュー
  • 第2章 “動物三部作”のひとつとして
  • 第3章 「バンビ」の公開や映画からの刺激
  • 第4章 赤本マンガでの構想
  • 第5章 『漫画少年』で連載がスタート
  • 第6章 学童社版単行本への意気込み
  • 第7章 小学館版、初めての完結
  • 第8章 「ジャングル大帝」と大陸移動説
  • 第9章 「ストーリーマンガ」の概念と悲劇的要素

「BOOKデータベース」 より

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