戦中・戦後日本の「国家意識」とアジア : 常民の視座から
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書誌事項
戦中・戦後日本の「国家意識」とアジア : 常民の視座から
(学習院大学東洋文化研究叢書)
勁草書房, 2021.10
- タイトル別名
-
戦中戦後日本の国家意識とアジア : 常民の視座から
- タイトル読み
-
センチュウ・センゴ ニホン ノ「コッカ イシキ」ト アジア : ジョウミン ノ シザ カラ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 戦中・戦後日本の〈国家意識〉とアジア / 遠藤薫著
- 小津安二郎『一人息子』が描く日本の近代 / 遠藤薫著
- 国家と死 / 木本玲一著
- 安田武の「祖国」 / 田頭慎一郎著
- 千鳥ケ淵戦没者墓苑の静かな浮揚 / 中田喜万著
- 軍歌と子守唄 / 遠藤薫著
- ロックンロールからロカビリーへ / 大山昌彦著
- ロック・中国・学校唱歌 / 周東美材著
- 盛り場における恋愛技術が国家意識形成に及ぼす影響 / 塚越健司著
- 焚書された「日本」イメージ / 大尾侑子著
- テレビドラマにみる戦後台湾のアイデンティティ / 陳怡禎著
- 〈近代〉の死と〈常民〉の生 / 遠藤薫著
内容説明・目次
内容説明
常民にとっての“日本”の近代とは?小津安二郎、戦争と敗戦から照射される「死」、子守唄、ロカビリー、グループ・サウンズ、テレビドラマ—。太平洋戦争をはさむ思想と大衆文化から、名もない人々が生き継いだ空間を生き返そうとする試み。
目次
- 戦中・戦後日本の“国家意識”とアジア—常民の“日本”
- 第1部 戦争を挟む政治思想(小津安二郎『一人息子』が描く日本の近代—「家族」の“嘘”と“死”;国家と死—大東塾の集団自決を事例に;安田武の「祖国」—竹内好と丸山眞男との関連から;千鳥ヶ淵戦没者墓苑の静かな浮揚—熱望されない唯一の選択)
- 第2部 大衆文化と“日本”の変容(軍歌と子守唄—「死」をうたう女たち;ロックンロールからロカビリーへ—アメリカ音楽文化の普通化と国家意識;ロック・中国・学校唱歌—瞳みのるは近代国家といかに対峙したか;盛り場における恋愛技術が国家意識形成に及ぼす影響—統治の変遷とアジアの性;焚書された「日本」イメージ—戦後日本の悪書追放運動と台湾の禁書政策から ほか)
「BOOKデータベース」 より