ハンス・ベルメール : 身体イメージの解剖学

書誌事項

ハンス・ベルメール : 身体イメージの解剖学

松岡佳世著

水声社, 2021.11

タイトル別名

Hans Bellmer : l'anatomie de l'image corporelle

ハンスベルメール : 身体イメージの解剖学

タイトル読み

ハンス・ベルメール : シンタイ イメージ ノ カイボウガク

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注記

博士論文『ハンス・ベルメール作品における身体のイメージと〈交換可能性〉』(大阪大学) に大きく修正を加えたもの

ハンス・ベルメール略年譜: p281-297

参考文献: p299-315

内容説明・目次

内容説明

ダダ・シュルレアリスムの運動を背景にしながらも、独自の芸術を探求し続けたハンス・ベルメール。人形のみならず写真・版画・彫刻など多様なメディアを通して取り組んだ「身体イメージ」はいかなるものか?初期の人形写真、同時代作家との協働を通じて、制作者も巻き込んだ身体の想像力の問題へと接続する制作・理論の両面を、「交換可能性」という視点から包括的に論じる。

目次

  • 第1部 “交換可能性”の成立(人形写真—記録から“交換可能性”へ;イメージの不完全さ—ベルメールとデュシャンの“ロト・レリーフ”)
  • 第2部 他者との制作(シュルレアリスムの表現への接近—マックス・エルンストとの協働;重ね合わされる身体—ジョー・ブスケとの協働;オブジェによる違反—ジョルジュ・バタイユとの協働)
  • 第3部 解剖学、あるいは身体イメージの座標(増殖する「交換」—反抗する身体イメージ;身体イメージのありか—制作主体と外界の“交換可能性”)

「BOOKデータベース」 より

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