司書になった本の虫
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司書になった本の虫
郵研社, 2021.11
- タイトル読み
-
シショ ニ ナッタ ホン ノ ムシ
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内容説明・目次
内容説明
コンピュータ導入による図書館業務の大変化を目の当たりにしてきた著者。近世文化史研究に取り組む中で出会った江戸時代の図書館。時代を突き抜ける著作はその存在なくしては生まれなかった。司書ひとすじの「本の虫」が語りかける全五章。
目次
- 第1章 昔、図書館にあったもの(すべてが手作業だった;製本室と製本師 ほか)
- 第2章 江戸時代の図書館物語(書物の生産と大蔵書家の出現;岡蔵治の読書日記に見る公共図書館の源流 ほか)
- 第3章 稿本という夢の形(埋もれた稿本;書き上げてから一七六年後に出版された只野真葛の『独考』 ほか)
- 第4章 蔵書を守る人(戦時中の疎開本の選ばれ方;東洋文庫のモリソン・コレクション ほか)
- 第5章 ブックレビュー「記憶と記録」(五・七・五は記録する;三・一一を記憶する ほか)
「BOOKデータベース」 より