跫音を聴く : 近代短歌の水脈
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書誌事項
跫音を聴く : 近代短歌の水脈
(りとむコレクション, 121)
六花書林 , 開発社 (発売), 2021.9
- タイトル読み
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アシオト オ キク : キンダイ タンカ ノ スイミャク
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収録内容
- 和歌革新の先導者
- 明治三十六年、佐佐木信綱の甲斐紀行
- 樋口一葉
- 与謝野鉄幹
- 大白鳥となりて空行く
- 正岡子規が目指したもの
- 開花する歌の近代
- 石川啄木
- 尾上柴舟
- 雞頭はいよいよ赤く冴えにけるかも
- 大正二年の史的意義
- 茂吉という問い
- 北原白秋
- 心の微震を詠う
- 三木露風の世界
- 記録短歌への道
- 薄明穹のいのり
- 家常茶飯事の魅力
- 眸を忘れじ
- 土屋文明の戦中を読み直す
- 個人と国家、一人の歌人の着地点
- 純粋短歌という思想
- 吾が父の影をまなかひに見つ
内容説明・目次
内容説明
直文、信綱、樋口一葉から佐太郎、北杜夫まで語りかけるようにして辿る二十一人の軌跡。短歌という魂の詩型への飽くなき好奇心は歴史に耳を澄ませる。
目次
- 和歌革新の先導者—落合直文と佐佐木信綱
- 明治三十六年、佐佐木信綱の甲斐紀行
- 樋口一葉—たはぶれに世をゆく身なりけり
- 与謝野鉄幹—和歌革新の力わざ
- 大白鳥となりて空行く—与謝野寛の魅力
- 正岡子規が目指したもの—万人のための歌言葉
- 開花する歌の近代—与謝野晶子
- 石川啄木—日本人の幸福
- 尾上柴舟—日記の端にしるす歌
- 〓頭はいよいよ赤く冴えにけるかも—風光の中の長塚節
- 大正二年の史的意義—『赤光』と『桐の花』
- 茂吉という問い
- 北原白秋—『白南風』と『牡丹の木』
- 心の微震を詠う—窪田空穂の短歌観
- 三木露風の世界—心ゆくばかりの歌
- 記録短歌への道—歌人村岡花子を考える
- 薄明穹のいのり—宮澤賢治短歌の宇宙
- 家常茶飯事の魅力—植松壽樹が目指したもの
- 眸を忘れじ—『新風十人』の筏井嘉一を読む
- 土屋文明の戦中を読み直す
- 個人と国家、一人の歌人の着地点—半田良平の昭和
- 純粋短歌という思想—佐藤佐太郎『帰潮』を中心に
- 吾が父の影をまなかひに見つ—歌人北杜夫の世界
「BOOKデータベース」 より