「世界史」の哲学
著者
書誌事項
「世界史」の哲学
講談社, 2017.3
- 近世篇
- タイトル別名
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世界史の哲学
- タイトル読み
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セカイシ ノ テツガク
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注記
近世篇初出「群像」2014年10月号-2016年9月号(2014年12月号, 2015年4月号・11月号, 2016年6月号をのぞく)
内容説明・目次
内容説明
神に属する知性をもたぬ人間の不安が歴史を動かすという逆説。ルネサンスと宗教改革という正反対の運動がなぜ同時代に起きたのか。ラテン語で書かれた聖書を読めないカトリック信者のジレンマとは。科学革命のハイライト・万有引力は非合理な遠隔作用ではないのか。
目次
- 包摂的な政治制度のアンチノミー
- 世界の中心へ、縁へ、海へ
- 聖地の受肉
- 宗教と世俗化のEPR相関
- 原テクストの転移
- 知性と経験
- 知性の不安
- 王は二つの身体をもつ
- 遠近法の二つの身体
- 世俗の神秘体
- 遠い祖国と短い時間
- 天使と税制
- 王朝、王冠、そして…威厳
- 王は死せり…王が生きんことを
- “聖所の前”のタブロー
- 「蒐集家の部屋」をつきぬけて
- 表象の条件としての“タブロー”
- 狂気の理性
- 万有引力と最後の魔術師
- ダミヤンの死/マラーの死
「BOOKデータベース」 より