プリニウスの博物誌
著者
書誌事項
プリニウスの博物誌
雄山閣, 2021.10
縮刷第2版
- 3: 第12巻-第18巻
- タイトル別名
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Plinii naturalis historia
- タイトル読み
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プリニウス ノ ハクブツシ
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注記
凡例に「本書はPlinii naturalis historia 37巻の全訳である。テキストにはLoebの英訳版を用いた」とあり
内容説明・目次
内容説明
“日本翻訳出版文化賞”に輝いた画期的訳業、ついに復刊。現存する世界最古の百科全書を完訳。驚くべき古典文化を知る無限の宝庫。「第12〜17巻」は樹木についての巻。コクタン、コショウ、シナモン、綿の木など外国産の樹木、各種の香木、リンゴ、ザクロ、イチジク、オリーブなどの果樹、樹脂、カシやブナ、カエデ、シトロンなどの木材をはじめ人間生活に有用な木々について述べている。特にブドウ栽培とブドウ酒については14巻全部をあてているほどでその関心の高さが窺い知れる。その他にも樹木の栽培法、果樹園の管理の仕方について、香料のつくり方、パピルス紙の歴史、飲酒の習慣のはじまり、ぜいたくな木製家具、花冠や花輪をつくる植物など、樹木に関わる多種多様な知識が披瀝されている。「第18巻」ではコムギ、オオムギ、インゲンなどの各種穀物の性質と、ローマにおける農業の基本理念、農耕方法、農場経営、農業と天文の関係などについて具体的に記述している。
目次
- 第12巻 樹木の性質
- 第13巻 外国の樹木
- 第14巻 果樹 ブドウ栽培とブドウ酒
- 第15巻 果樹の性質
- 第16巻 穀物の性質
- 第17巻 植栽樹の性質
- 第18巻 穀物の性質
「BOOKデータベース」 より