フェアプレイの向こう側
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フェアプレイの向こう側
(法月綸太郎ミステリー塾 / 法月綸太郎著, 怒濤編)
講談社, 2021.11
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フェア プレイ ノ ムコウガワ
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Contents of Works
- 警察小説化するポスト新本格
- 作家・小野不由美ができるまで
- 純粋トリック空間はいかに実装されたか?
- モジュール化する多重推理
- 「ぬるさ」の効用について
- 魔法の鏡とあべこべの推理
- クローズド・サークルからの脱出
- 殊能将之の出来るまで(ミステリ篇)
- 嘘が嘘であるために
- ワトソン (Watson) の中には、タオ (Tao) がある
- トリロジー・孤独な探偵の肖像
- 明治二十六年のヴァン・ダイン
- 昔の名前で出ています
- 【往復書簡】陸秋槎→法月綸太郎
- 【往復書簡】法月綸太郎→陸秋槎
- 批評メディアは探偵小説の夢を見るか?
- 明智小五郎、岐路に立つ
- 「地平線」のさらに先へ
- 鬼の首を取りにいく
- 幻影を見事に消すまで
- 人間から少しだけ離れて
- 名探偵の引き際の方へ
- シリーズ探偵の損益分岐点
- 旦那刑事に花束を
- なめくじと旋風児
- 「屍体」のない事件
- 架空(妄想)インタビュー三題
- すべての道は……
- 水と油
- 「キリスト教世界一の大嘘つき」の光と影
- 本家顔負けのフェアな解決
- 危うい分業関係と米大衆文化
- ママの名前を誰も知らない
- ヤッフェ覚え書き
- 技巧派作家の「秘められた傷」
- ユーモア・ミステリの二つの型
- 晩年のバークリー
- ブラウン神父、黄金時代に返り咲く
- フェアプレイの向こう側
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 第1部 平成の章(警察小説化するポスト新本格—「日常の謎」から「クローズド・サークル」まで;作家・小野不由美ができるまで—「ゴーストハント」シリーズ(小野不由美);純粋トリック空間はいかに実装されたか?—『少年検閲官』(北山猛邦) ほか)
- 第2部 昭和の章(批評メデイアは探偵小説の夢を見るか?—『批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇』(大澤聡);明智小五郎、岐路に立つ—『明智小五郎事件簿2「一寸法師」「何者」』(江戸川乱歩);「地平線」のさらに先へ—『顔のない肖像画』(連城三紀彦) ほか)
- 第3部 海外の章(架空(妄想)インタビュー三題;すべての道は…—エドワード・D・ホック追悼;水と油—『デイン家の呪い』(ダシール・ハメット) ほか)
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