蚕の王
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蚕の王
中央公論新社, 2021.11
- タイトル読み
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カイコ ノ オウ
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注記
参考文献: 巻末
『中央公論』2020年4月号-2021年4月号に掲載されたものを単行本化にあたり加筆修正
内容説明・目次
内容説明
昭和二十五年(1950年)、静岡県二俣町で一家殺害事件が発生した。のちに死刑判決が覆った日本史上初の冤罪事件・二俣事件である。捜査を取り仕切ったのは、数々の殺人事件を解決に導いてきた名刑事・赤松完治。だが赤松は、裏で悪質な取調による自白強要を常態化し、「拷問王」と呼ばれていた。今もなお審理が続く袴田事件に至るまで、警察と司法が手を組んで行った犯人捏造の実態。正義を信じた者たちが勝ち取った、感動の逆転無罪。そして事件を追い続けた著者だけが辿り着いた真犯人の正体とは?この国の深い闇に迫る、事実に基づく衝撃作。
「BOOKデータベース」 より