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健康の9割は腸内環境で決まる

松生恒夫著

(PHP新書, 1285)

PHP研究所, 2021.11

Title Transcription

ケンコウ ノ 9ワリ ワ チョウナイ カンキョウ デ キマル

Available at  / 26 libraries

Description and Table of Contents

Description

1960年代まで日本人の大腸がんの罹患者は現在の8分の1と少なかった。背景に、麦飯から水溶性食物繊維を摂る環境があったのではと、腸の専門医である著者は言う。水溶性食物繊維は大腸の主要エネルギー源である酪酸の産生を促す。この酪酸には、整腸作用のほか、潰瘍性大腸炎などの腸疾患の改善、制御性T細胞の増殖による自己免疫疾患の抑制、肥満細胞の抑制、血糖値のコントロールなどの効果があることが分かってきた。食事内容、腸管機能、腸内フローラで構成される腸内環境を整えることで疾患の多くが改善する可能性がある。

Table of Contents

  • 第1章 悪化の一途をたどる日本人の腸内環境、内臓感覚
  • 第2章 現代人の腸の救世主、大麦、小麦ブラン
  • 第3章 長寿のベストパートナーは甘酒、味噌、鰹節、発酵食品
  • 第4章 酪酸(短鎖脂肪酸)と酸性プロテアーゼ(麹菌)の驚異の健康効果
  • 第5章 腸内環境を整える食生活のすすめ
  • 第6章 長寿のための新伝統食—地中海式和食
  • 付録 腸を元気にする簡単レシピ

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