戦時下の日常と子どもたち
著者
書誌事項
戦時下の日常と子どもたち
青土社, 2021.12
- タイトル別名
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戦時下の日常と子どもたち
- タイトル読み
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センジカ ノ ニチジョウ ト コドモ タチ
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内容説明・目次
内容説明
“戦争は嫌いだ!怖くて惨めなことばかり。”太平洋戦争敗戦までの約50年、日本は戦争に明け暮れた。戦局の悪化で激変する子どもを取り巻く環境。学童疎開・戦争孤児・学徒動員・教練・差別・イジメ・捨て子・空襲…、勉強はほとんど無し。そしていつも空腹。戦後教育の現場で奮闘してきた著者が綴る、これだけは知ってもらいたい「負の歴史遺産」。
目次
- 学童疎開—疎開先の学童同士の葛藤
- 軍事教練—配属将校による旧制中学での教練の様子
- 戦災孤児—戦災で家族全員を失った十二歳の少年のその後
- 引き揚げ—発疹チフスに罹り、引き揚げ団から捨てられた四歳の少女
- ガラスのウサギ—この題名で戦争体験を書いた高木敏子さんにインタヴュー
- 庶民の生活—徴兵検査、隣組、国民服、敵性語、外食券、代用食
- 将兵—戦死した若者の遺族に届けられた「戦死報告書」とは
- 靖国の遺児—一九五二年〜五五年『靖国神社遺児参拝文集』を読む
- 軍法会議—戦中に軍上層部の汚職を暴き「従軍免脱罪」で死刑にされた伍長の記録
- 短波ラジオ—発明好きの少年が自作の短波ラジオでアメリカの情報を盗聴〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より