立川談志まくらコレクション : これが最期の“まくら"と“ごたく"
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立川談志まくらコレクション : これが最期の“まくら"と“ごたく"
(竹書房文庫, た5-5)
竹書房, 2021.11
- タイトル読み
-
タテカワ ダンシ マクラ コレクション : コレ ガ サイゴ ノ マクラ ト ゴタク
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収録内容
- 汚く儲けて、キレイに使え
- 落語を聴けば死なずに済む
- 実力のある奴がね、権力の座にいるのが一番健康なの
- おっぱいとかけて、ヤクザの喧嘩と解く
- 落語を国で守ったってしょうがねぇだろうよ
- 師匠が偉大だと弟子が育たないんだってね
- また政治やらせたいねぇ、おれに
- 女房の焼くほど亭主モテもせず
- 平等ってのは互いの差を認めること
- 「都知事に出る」なんて言っちゃったら
- 生きているうちに何とかねぇ
- 暗いニュースが話題になっているうちがいい
- 日本の国技っていうのは、あたしはサッカーだと思ってた
- ドンドン使え、構わねぇから
- 義に強い者に限って金がない
- おれ、何しに来たんだろう?
- 正義なんていうのは、快適なところにあるもんじゃねぇ
- おれが憶えた落語を演るドキュメント
- おれの文化が文明を拒否しているんだ
- 肉体労働を伴わない酒は美味くない
- 落語なんて相談しながら演るもんじゃない
- 日本中に本当の正義なんてねぇんですから
- 所詮この世の中なんてものは、作り物だ
- おれが落語が上手いのは、神様がおれのことを守ってくれてるから
- 人生に生きる自信のねぇ奴が学問する
- 今日は、落語の講義をしてやる
- 解説というより賛美だな
- 並の頭で理解しようと思ったら無理だよ
- おれの場合は利口ぶった利口なんだ
- 今日の落語のテーマは、思考ストップ
- とにかく弱者の意見が全部通っちゃうんだ
- 不景気のほうが日本人、似合うよ
- 何度聞いてもいいねぇ、このセリフは
- 動物は無精で、人間は好奇心だけ
- ビン・ラーディンから電話があった
- あれは、女房じゃない
- 『芝浜』なんか三分もありゃぁ、出来ちゃう
内容説明・目次
内容説明
立川談志は、1974年に若手の落語家の研鑽の為に開催開始された「にっかん飛切落語会」へ2007年まで33年間、58回ものゲスト出演をいたしました。本書は、その残された貴重な録音から“まくら”部分を抜粋して、活字化したものです。日本社会、政治、落語の本質を鋭く見極めた落語家であった立川談志は、現代社会の中で揺れ動く日本人の常識や哲学を、明確な談志の基準で現実につなぎとめる話芸を、笑いとともに披露しています。本書を紐解けば、今日の発展したネット社会、不寛容な世相、多様性の価値基準の問題点などは、すでに立川談志が語った“まくら”の中に答えが預言されていたかのような驚きがあります。
目次
- 汚く儲けて、キレイに使え
- 落語を聴けば死なずに済む
- 実力のある奴がね、権力の座にいるのが一番健康なの
- おっぱいとかけて、ヤクザの喧嘩と解く
- 落語を国で守ったってしょうがねぇだろうよ
- 師匠が偉大だと弟子が育たないんだってね
- また政治やらせたいねぇ、おれに
- 女房の焼くほど 亭主モテもせず
- 平等ってのは互いの差を認めること
- 「都知事に出る」なんて言っちゃったら〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より