ぺらぺらの彫刻

著者
書誌事項

ぺらぺらの彫刻

戸田裕介編 ; 石崎尚, 伊藤誠, 鞍掛純一, 田中修二, 戸田裕介, 袴田京太朗, 藤井匡, 松本隆, 森啓輔著

武蔵野美術大学出版局, 2021.11

タイトル読み

ペラペラ ノ チョウコク

収録内容
  • 人体像の表面の向こうになにをみるか / 田中修二著
  • 量塊を見つめなおす / 戸田裕介著
  • すべての彫刻には空洞がある / 袴田京太朗著
  • 彫刻作品の表層について / 鞍掛純一著
  • ピカピカの彫刻 / 石崎尚著
  • 一九八〇年代と表面 / 森啓輔著
  • 庄司達の布 / 藤井匡著
  • 彫刻のためのエクササイズ / 伊藤誠著
  • 金色と鏡 / 松本隆著
  • 「ぺらぺらの彫刻」とは何だったのか / 藤井匡著
内容説明・目次

内容説明

「構造を被覆する表面によって成立する彫刻の系譜を確認する」共同研究に彫刻家、美術史家、学芸員9名が集結。お堅い命題に頭を抱え、議論百出、ついに満場一致で「ぺらぺらの彫刻」として追究が始まる。道成寺の鐘の内側は、内なのか外なのか?禅問答に悩むごとく、ある者は触覚から、ある者は空洞から、ある者はピカピカから、ある者は時代の空気から…溢れる彫刻愛。

目次

  • 第1章 人体像の表面の向こうになにをみるか(田中修二)
  • 第2章 量塊を見つめなおす(戸田裕介)
  • 第3章 すべての彫刻には空洞がある(袴田京太朗)
  • 第4章 彫刻作品の表層について(鞍掛純一)
  • 第5章 ピカピカの彫刻—戦後日本の鏡面彫刻(石崎尚)
  • 第6章 一九八〇年代と表面—召喚される「表面の存在論」(森啓輔)
  • 第7章 庄司達の布—建築と身体の間に(藤井匡)
  • 第8章 彫刻のためのエクササイズ=谷岡ヤスジを誤読する(伊藤誠)
  • 第9章 金色と鏡—古代ギリシア彫刻からブランクーシへ(松本隆)
  • 終章 「ぺらぺらの彫刻」とは何だったのか(藤井匡)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC11107809
  • ISBN
    • 9784864631303
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    武蔵野
  • ページ数/冊数
    318p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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