筑紫哲也『News23』とその時代
著者
書誌事項
筑紫哲也『News23』とその時代
講談社, 2021.11
- タイトル別名
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筑紫哲也News23とその時代
- タイトル読み
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チクシ テツヤ『News 23』ト ソノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
1989年、筑紫哲也は朝日新聞社を退社し、TBSの報道番組のキャスターに就任する。『筑紫哲也NEWS23』。「編集権」を持つ個人名を冠した初めてのニュース番組がスタートした。オウム真理教事件、阪神淡路大震災、アメリカ同時多発テロ事件…『23』は激動の現代史とヴィヴィッドに反応し、権力を相対化して自由を体現する拠点となってゆく。これは、10年以上にわたって筑紫哲也に伴走した著者が意と思を賭けた『23』時代の回想であり、自由なき現代への問いかけである—。
目次
- 「二度目のプロポーズだから受けざるを得なかったんだよ」—『筑紫哲也NEWS23』誕生まで
- 要は、何でもありということ—実験精神と、テレビの可能性への確信
- 君臨すれども統治せず(ただし例外あり)—危機に示される「指揮権」について
- たたかう君の歌をたたかわない奴らが笑うだろう—原発と権力と報道をめぐる体をはった先駆的警告
- 遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん—井上陽水の証言
- 筑紫さんがこぶしを振り上げて歌った—坂本龍一、忌野清志郎、高田渡との関わり
- 沖縄を愛し、沖縄を最後の旅先に選んだ—「生活の一部としての文化」への共感
- 「旗を立てる意志」について僕が知っている二、三のことがら—大テーマ主義が時代を切り取った
- 「政治部失格」だが「人間失格」では、断じて、ない—埋没せずにジャーナリストであるために
- 「党派性で、人を区別して、つきあいたくないんだ」—人間同士の「情」と「死闘」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より