ヨーロッパの古典を読む
Author(s)
Bibliographic Information
ヨーロッパの古典を読む
(文学とアダプテーション, 2)
春風社, 2021.11
- Title Transcription
-
ヨーロッパ ノ コテン オ ヨム
Available at 100 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
文献あり
Contents of Works
- 講演 ジェンダーの観点から読む世界文学 : 男たちが描いてきた女性像 / 沼野充義執
- 文学の映画化は「不純」なのか / 渋谷哲也執
- ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型 / 森田直子執
- 『ジェイン・エア』のアダプテーション / 小川公代執
- エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』 / 新井潤美執
- 生々流転する『ユリシーズ』の世界 / 南谷奉良執
- カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画再考 / 秦邦生執
- ライシテの国のアンティゴネー / 伊達聖伸執
- ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって / 吉村和明執
- ヴィクトル・ユゴーと映画 / 野崎歓執
- ミュンヒハウジアーデとアダプテーション / 眞鍋正紀執
- タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』 / 堤康徳執
- ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』 / 阿部賢一執
- ふたつの『クロイツェル・ソナタ』 / 奥彩子執
- カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する / ジョン・ウィリアムズ執 ; 小澤央訳
- インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける"貞節"と"裏切り" / 鴻巣友季子 [述] ; 小川公代聞き手
- ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に / 前川知大執
Description and Table of Contents
Description
ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。古代から現代にいたるヨーロッパの“古典”に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。
Table of Contents
- 序論 ヨーロッパ古典文学を“再訪”する
- 第1部 総論(講演ジェンダーの観点から読む世界文学 男たちが描いてきた女性像—二〇二〇年一一月二六日;文学の映画化は「不純」なのか—ヨーロッパ映画におけるアダプテーション;ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型—『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで)
- 第2部 アダプテーション各論(『ジェイン・エア』のアダプテーション—フェミニズムとウルフの両性具有的視点;エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』;生々流転する『ユリシーズ』の世界—映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで;カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画考;ライシテの国のアンティゴネー—〈他者〉のゆくえ;ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって—文化の受容と再生;ヴィクトル・ユゴーと映画—怪物から聖人へ;ミュンヒハウジアーデとアダプテーション—《驚嘆すべき》「ミュンヒハウゼン」ミームの変容について;タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』—ペストをのりこえて;ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』—重さと軽さの反転;ふたつの『クロイツェル・ソナタ』—トルストイとウグレシッチ)
- 第3部 アダプテーション制作者の立場から(カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する—私はアルゴリズムではない;インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける“貞節”と“裏切り”;ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に—英雄の旅にみる人類の成長と思春期)
- あとがき 原作とは別のところに行く/原作に立ち返る「アダプテーション」
by "BOOK database"