民俗学 : 人と出会い、問いを立てる
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書誌事項
民俗学 : 人と出会い、問いを立てる
武蔵野美術大学出版局, 2021.11
- ヴァナキュラー編
- タイトル別名
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民俗学 : 人と出会い問いを立てる
- タイトル読み
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ミンゾクガク : ヒト ト デアイ、トイ オ タテル
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注記
参考文献: p248-254
内容説明・目次
内容説明
ヴァナキュラーとは「人々の生活から育まれた」固有な文化である。現代を生きるわたしたちは、いくつもの小さなコミュニティを同時に生きている。学校や職場、地域社会や家族、ネットの世界にも、人の営みはあらゆるレベルでヴァナキュラーを生み出し続け、そこには素朴な問いが潜んでいる。みずから問いを見出し、それと付き合い続けるのが、本当の意味でのフィールドワークであり、ここに民俗学をまなぶ意義がある。
目次
- 経験主義—今こそフィールドワークへ(「ヴァナキュラー」へのまなざし;「文化」の概念の大転換;「生活」こそが最前線;「フィールドワーク」の技法)
- フィールドで問いをどう立てるか(女王バチの目線—遊び仕事と誇りと自慢;山まかせの思想—暗黙知と自然への理解;日常性への信頼—生活のリズムとはたらくこと;良い仕事の定義—身体技法とものづくり;漁撈技術と知識—技術の変化と家庭の味;復興のなかの創造—災害の歴史と技術継承;記憶を担う造形—捕鯨文化と人生の誇り;必要は発明の母—職人技術の基礎と応用;非日常に生きる—祝祭空間のなかの日常;わが道を生きる—擬制の家族と「一匹狼」)
「BOOKデータベース」 より