日本、遙かなり : エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
著者
書誌事項
日本、遙かなり : エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
(角川文庫, 22912,
KADOKAWA, 2021.11
- タイトル別名
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日本遙かなり : エルトゥールルの奇跡と邦人救出の迷走
- タイトル読み
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ニホン ハルカ ナリ : エルトゥールル ノ キセキ ト ホウジン キュウシュツ ノ メイソウ
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注記
PHP研究所 (2015年刊) を加筆修正し文庫化したもの
関連年表: p478-480
参考文献: p481
ブックジャケットのシリーズ番号: か63-11
内容説明・目次
内容説明
もし、あなたの命が国に見捨てられたら、どうしますか。1985年3月、イラク軍はテヘラン空爆を開始。在留邦人は脱出を試みる。絶望的な状況で彼らを救い出したのは日本ではなく、トルコの救援機だった。先進国で唯一、自国民救出を他国に委ねつづける日本。国家が真に守るべきものとは何か。エルトゥールル号遭難事件の感動秘話や4つの戦争・動乱における邦人の姿を通して、日本の「自衛」問題の本質に迫る。
目次
- 第1部 海と空の恩義(エルトゥールル号遭難;テヘラン空爆;出張者たちの混乱;緊急事態の大使館;脱出は不可能なのか;フセインの衝撃宣言;首相を動かした男;緊迫のテヘラン空港;四半世紀後の「対面」)
- 第2部 「命」は守られるのか(人間の盾;長期化する人質生活;平和の祭典;イエメンからの脱出;大使の執念と教訓;リビア動乱の恐怖;決死の脱出行;見殺しにされる「命」と「今後」)
「BOOKデータベース」 より