ファッションとテクノロジー : 英国ヴィクトリア朝ミドルクラスの衣生活の変容
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書誌事項
ファッションとテクノロジー : 英国ヴィクトリア朝ミドルクラスの衣生活の変容
春風社, 2021.11
- タイトル別名
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Fashion and technology
- タイトル読み
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ファッション ト テクノロジー : エイコク ヴィクトリアチョウ ミドル クラス ノ イセイカツ ノ ヘンヨウ
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注記
博士論文 (筑波大学, 2019年度提出) をもとにしたもの
参考文献: p337-365
収録内容
- テクノロジーとファッションが結びついた時代
- 一八五〇年代~一八六〇年代のクリノリン・スタイルに見るテクノロジー
- 一九世紀イギリスの模造品ショールのデザイン
- 一八七〇年代~一八八〇年代のバッスルスタイルと装飾、ディスプレイ
- ミシン産業の進展とミドルクラスへの普及
- パターンの進展と衣服製作の変容
- 唯美主義の有用性と個性の表現
- 衣服改革運動のなかのドレスにみるテクノロジー
- 手の経験から生まれる服装意識
内容説明・目次
内容説明
工業化を遂げた19世紀英国において、「テクノロジー」はファッションにどのような影響を与えたのか。ミドルクラス女性のファッションに焦点を当て、ミシンの普及や衣服改革運動を論じつつ、着飾るという行為に対する意識と実践の変容を明らかにする。
目次
- テクノロジーとファッションが結びついた時代
- 第1部 ファッションアイテムにおけるテクノロジー クリノリン、カシミア・ショール、バッスルと身体シルエットの変遷(一八五〇年代〜一八六〇年代のクリノリン・スタイルに見るテクノロジー;一九世紀イギリスの模造品ショールのデザイン—フランスとインドからの影響;一八七〇年代〜一八八〇年代のバッスルスタイルと装飾、ディスプレイ)
- 第2部 衣服製作過程におけるテクノロジーと、衣生活の変化(ミシン産業の進展とミドルクラスへの普及;パターンの進展と衣服製作の変容)
- 第3部 反装飾によるテクノロジー パリ・モードの模倣から脱したオリジナリティの追求(唯美主義の有用性と個性の表現—ホイス夫人のマニュアル本におけるドレイの唯美性を通じて;衣服改革運動のなかのドレスにみるテクノロジー—針からハサミへ)
- 手の経験から生まれる服装意識
「BOOKデータベース」 より