人間と宗教あるいは日本人の心の基軸
著者
書誌事項
人間と宗教あるいは日本人の心の基軸
岩波書店, 2021.11
- タイトル別名
-
人間と宗教 : あるいは日本人の心の基軸
- タイトル読み
-
ニンゲン ト シュウキョウ アルイワ ニホンジン ノ ココロ ノ キジク
大学図書館所蔵 全98件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- ビッグ・ヒストリーにおける人類史
- グローバル・ヒストリーへの入口を探って
- アイスマンの衝撃
- 人類史における宗教の淵源
- 世界宗教の誕生とその同時性
- キリスト教の世界化とローマ帝国
- キリスト教の東方展開の基点としてのビザンツ帝国
- 中東一神教の近親憎悪イスラム教vs.キリスト教、ユダヤ教
- イスラムの世界化とアジア、そして日本
- 仏教の原点と世界化への基点
- 仏教伝来の道漢字になった経典の意味
- 仏教の日本伝来とは何か
- 親鸞によるパラダイム転換
- 日蓮
- 宗教改革が突き動かしたもの
- キリスト教の伝来と禁制
- 織田信長時代におけるキリスト教と仏教の邂逅
- それからのキリシタン
- 内村鑑三キリストに生きた武士
- われ太平洋の橋とならん
- 江戸期の仏教への再考察
- 日本と天皇の始まり
- 中世における神道の形成
- 天皇と仏教
- 新井白石と荻生徂徠
- 本居宣長とやまとごころ
- 明治近代化と日本人の精神
- 明治維新とは何だったのか
- 国家神道による天皇親政という呪縛
- 戦後日本
- 鈴木大拙が戦後日本人に語りかけたもの
- 司馬遼太郎を必要とした戦後日本
- 国家神道への視界
- 戦後日本人としての宗教再考
内容説明・目次
内容説明
極端なまでに政治権力(国体)と一体化した国家神道の時代への反動から、ひたすら経済の復興・成長を最優先する「宗教なき社会」を生きてきた戦後日本。しかし、「宗教ではなく繁栄を通じた幸福」を支えた二〇世紀型の工業生産力モデルは、デジタル時代のいま機能不全に陥り、コロナ禍の下、日本の埋没は著しい。イラン革命の衝撃に揺れる中東、また現代のバベルの塔たる米国と、世界を歩いてきた経済人が、生命の意味を再考し、日本人の心の基軸の再構築を問い返す、体験的宗教論。
目次
- 1 人類史における宗教—ビッグ・ヒストリーの誘い
- 2 世界化する一神教—現代を規定する宗教
- 3 仏教の原点と日本仏教の創造性
- 4 キリスト教の伝来と日本—日本人の精神性にとっての意味
- 5 神仏習合—日本宗教史の避けがたいテーマ
- 6 江戸から明治へ—近代化と日本人の精神性
- 7 現代日本人の心の所在地—戦後日本を問い直す
「BOOKデータベース」 より