バタフライ・エフェクト : ケンドリック・ラマー伝

書誌事項

バタフライ・エフェクト : ケンドリック・ラマー伝

マーカス・J.ムーア著 ; 塚田桂子訳

河出書房新社, 2021.11

タイトル別名

The butterfly effect : how Kendrick Lamar ignited the soul of black America

バタフライエフェクト : ケンドリックラマー伝

タイトル読み

バタフライ・エフェクト : ケンドリック・ラマー デン

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内容説明・目次

内容説明

400年にわたる人種差別の歴史は、際限なき警察の蛮行と監獄ビジネスを生み、貧困に喘ぐコミュニティはギャングの抗争とドラッグの蔓延に苦しんでいた—。黒人としてアメリカに生きることの怒りと哀しみ、地元への愛情ととまどい、成功してもなお自身を襲う鬱や葛藤を重層的に織り込んだリリックと、ジャズのスピリチュアリティやファンクのパワーなど、ブラック・ミュージックの歴史と蓄積の最先端を取り込んだ楽曲でヒップホップの可能性を拡張し続けるラッパー、ケンドリック・ラマー。『good kid,m.A.A.d city』、『To Pimp a Butterfly』、『DAMN.』(ピューリッツァー賞受賞作)の3作でまたたく間に頂点を極めたラッパーはいかに自身の表現を獲得したのか?アメリカ現代史やBLMと交差するその生涯をスリリングに描く初の本格評伝。

目次

  • 1 奪われたグラミー賞
  • 2 「カリフォルニア・ラヴ」
  • 3 ケンドリック・ラマーの誕生
  • 4 スター誕生
  • 5 黒人の命のための闘い
  • 6 キング・ケンドリック
  • 7 「俺たち、きっと大丈夫さ」
  • 8 ケンドリック、王位継承の夜
  • 9 アメリカに広がる悲嘆

「BOOKデータベース」 より

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