夜こそわが耀き : ニコラ・バレの生涯
著者
書誌事項
夜こそわが耀き : ニコラ・バレの生涯
春秋社, 2021.11
新版
- タイトル別名
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Marcheur dans la nuit, Nicolas Barré.
- タイトル読み
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ヨル コソ ワガ カガヤキ : ニコラ・バレ ノ ショウガイ
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内容説明・目次
内容説明
苦しみは、ただ苦しみで終わるのではない。暗夜は「耀く真昼」となる。17世紀中葉のフランスに生きた一人のカトリック修道士、ニコラ・バレ。苦行と祈祷によって自らの内面と深く向き合い、霊魂の暗夜を生きた彼の人生は、暗闇のなかを生きるわれわれの足元を照らす。ニコラ・バレという名は日本ではほとんど知られていないが、彼が残した教育への想いはわれわれに受け継がれている。彼が設立した修道会は明治5年に来日し、サンモール・インターナショナルスクールや雙葉学園の設立母体となった。その教育の源泉が、本書で描かれた彼の生き方である。
目次
- ピカルディの少年—アミアン 一六二一‐一六四〇年
- 若者の選び—ニジョン‐ヴァンセンヌ 一六四〇‐一六四三年
- 神に渇く—プラス・ロワイヤル 一六四三‐一六五七年
- 夜の闇は深く—アミアン 一六五七‐一六五九年
- かすかに見え始めたもの—ルアン 一六五九‐一六六二年
- ささやかな一歩—ソットヴィル‐ルアン 一六六二‐一六六六年
- 委託と離脱のうえに—ルアン 一六六六‐一六六九年
- み国のきたらんことを—ルアン‐パリ‐ルアン 一六七〇‐一六七五年
- み旨の行われんことを—ルアン‐パリ 一六七五‐一六七七年
- 唯一の保障 一六七七‐一六八四年
- 行って告げなさい
- 来て聴きなさい
- 信じ希望し続けて 一六八五‐一六八六年
- 暗夜は耀いて 一六八六年
- 〈付〉ニコラ・バレのあとに続く人々
「BOOKデータベース」 より