シェリングとカント : 『オプス・ポストゥムム』研究序説

書誌事項

シェリングとカント : 『オプス・ポストゥムム』研究序説

松山壽一著

法政大学出版局, 2021.12

タイトル別名

シェリングとカント : オプスポストゥムム研究序説

タイトル読み

シェリング ト カント : 『オプス・ポストゥムム』ケンキュウ ジョセツ

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注記

文献一覧: 巻末p1-11

内容説明・目次

内容説明

晩年のカントが未刊のまま残し、後世の研究者を戸惑わせてきた膨大な『遺稿集』。ときにカント自身の批判的学説とも矛盾する迷宮のようなテクストを思想史に正確に位置づけるにはどんな視点や読解法が必要なのか。三批判書以降の自然哲学や超越論哲学の帰趨を若きシェリングによる自然哲学探究やスピノザ受容、同時代の化学革命との関連のなかでたどり、両哲学者が共有し、かつすれ違った問題の核心に迫る挑発的な労作。

目次

  • 第1部 シェリング自然哲学とカント自然哲学(カントの自然哲学;化学革命とカント、シェリング;シェリングの自然哲学)
  • 第2部 『オプス・ポストゥムム』というラビュリントス(移行プロジェクトとエーテル演繹;自然学の可能性;超越論的観念論と超越論哲学—カントとスピノザ主義)

「BOOKデータベース」 より

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