石山合戦を読み直す : 軍記で読み解く日本史
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石山合戦を読み直す : 軍記で読み解く日本史
法藏館, 2021.12
- タイトル読み
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イシヤマ カッセン オ ヨミナオス : グンキ デ ヨミトク ニホンシ
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注記
使用テキスト・参考文献: p260-266
内容説明・目次
内容説明
人々は一向一揆に何を託したか。信長と死闘を繰り広げた「一向一揆」や「石山合戦」は、後世に創作された虚像なのか?軍記という物語に隠された作者の意図を読み解き、物言えぬ者たちの実像をあぶりだす。
目次
- はじめに—「石山」呼称問題
- 軍記の治者目線
- 同時代の軍記に描かれた「本願寺」と「一揆」(1550〜1600年ごろ)
- 『甫庵信長記』と元和・寛永期の軍記(1610〜1660年ごろ)
- 寛文・延宝期の読み物的軍記(1660〜1690年ごろ)
- 元禄期の軍記と宗門書の交錯(1690〜1720年ごろ)
- 法座の文芸(1710〜1770年ごろ)
- 「庶民の石山」の系譜(1770〜1880年ごろ)
- 明治十年代の爆発的流行(1870〜1900年ごろ)
- 「知識人の大坂」(1780〜1850年ごろ)
- 近代の知識人たち(1880〜1910年ごろ)
- 「石山合戦」の「常識」化(1910〜1920年ごろ)
- 「石山合戦」という述語
「BOOKデータベース」 より