戦後日本の治安法制と警察

書誌事項

戦後日本の治安法制と警察

渡辺治著

(渡辺治著作集, 第3巻)

旬報社, 2021.12

タイトル読み

センゴ ニホン ノ チアン ホウセイ ト ケイサツ

収録内容
  • 治安維持法と戦後民主主義
  • 政治的表現の自由法理の形成 : 公安条例、破防法と憲法の対抗
  • 破防法はなぜできたか、いかに使われようとしているか? : オウム真理教と破防法
  • なぜいま国家機密法なのか : 国家機密法案の背景と法的問題点
  • 秘密保護法制の歴史的展開と現代の秘密保護法
  • 現代警察とそのイデオロギー
  • 現代日本警察の形成 : 「近代化」から「日本化」へ
  • 八〇年代警察論
  • 風俗営業等取締法改正と警察権の拡大
  • グローバル化・「強い国家」政策と現代警察のねらい
内容説明・目次

内容説明

明治憲法体制の下の治安法制と警察は日本国憲法下でどう変わったのか。日本国憲法の下で、公安条例、破防法、秘密保護法などの戦後治安立法はいかなる特徴を持つに至ったか、戦後民主主義運動との攻防によって、いかにその発動を制限されたかを描く。

目次

  • 1 戦後日本の治安法制—戦前から戦後へ(治安維持法と戦後民主主義;政治的表現の自由法理の形成—公安条例、破防法と憲法の対抗;破防法はなぜできたか、いかに使われようとしているか?—オウム真理教と破防法 ほか)
  • 2 戦後日本社会の形成と現代の警察(現代警察とそのイデオロギー;ファシズム期における天皇制警察の理念—現代日本警察の源流;現代日本警察の形成—「近代化」から「日本化」へ ほか)
  • 3 日本社会の新自由主義的転換と現代警察の変貌(グローバル化・「強い国家」政策と現代警察のねらい)

「BOOKデータベース」 より

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