007/ジェームズ・ボンド論 : ダニエル・クレイグ映画の精神分析と経済と哲学
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007/ジェームズ・ボンド論 : ダニエル・クレイグ映画の精神分析と経済と哲学
(知の新書, 009)
文化科学高等研究院出版局, 2021.11
- PART1
- タイトル読み
-
007 ジェームズ ボンド ロン : ダニエル クレイグ エイガ ノ セイシン ブンセキ ト ケイザイ ト テツガク
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注記
ジャケットの表紙のタイトル:ジェームズ・ボンド007論
内容説明・目次
内容説明
世界の誰もが知る007/ジェームズ・ボンド。ボンドを演じた六人のスターの中で、ダニエル・クレイグのボンド世界では、以前と違うまったく新しい世界が5連作で作られた。「ボンド=007」の誕生から死までの緻密にして華麗な娯楽映画であり、孤児だった闇を実存的にかかえる孤独なボンド世界であり、ヴェスパーなる女性を本気で愛し続けているボンドであり、命からがらのぼろぼろに汚れた傷だらけの闘いをなす。その魅力の世界には多くの知的構成の意味作用が横たわっている。冷戦構造の解体後、ブロスナン・ボンドにおいてから、ボンド映画が批判を受けてきた女性・人種・民族に関する差別的構成の克服がなされてきた。要人とはボンド自身の他者なる欲望の姿であり、スペクターという怪物犯罪組織の首領とボンドは兄弟である。そして悪人とは時代そのものの姿の現れである。
目次
- 007は永遠に?!
- あらあらしくもビシッとかっこいい ダニエル・クレイグのボンド
- ボンド映画の文法的パターン:物語公式
- ボンドの敵=悪党は時代の表象
- ボンドガールからボンド・ウーマンへ
- ジェームス・ボンドとは何か?
- ジェームズ・ボンドの元型:ショーン・コネリー
- 007シリーズのプロデューシング
- まとめ ボンド世界の転移形成と物語展開における欲望構造
「BOOKデータベース」 より