日本のふしぎな夫婦同姓 : 社会学者、妻の姓を選ぶ

書誌事項

日本のふしぎな夫婦同姓 : 社会学者、妻の姓を選ぶ

中井治郎著

(PHP新書, 1291)

PHP研究所, 2021.12

タイトル別名

日本のふしぎな夫婦同姓 : 社会学者妻の姓を選ぶ

タイトル読み

ニホン ノ フシギ ナ フウフ ドウセイ : シャカイ ガクシャ、ツマ ノ セイ オ エラブ

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注記

『THE21』の「結婚で妻の苗字を選んでみたら見えてきた、日本人の不思議な価値観」 (2020年7月号-12月号連載) を元に, 大幅に加筆修正の上, 1冊にまとめたもの

参考文献: p230-232

内容説明・目次

内容説明

ひょんなことから結婚時に「妻の姓」になることを選んだ、ある社会学者。それが波乱の幕開けになるとは、まだ知る由もなかった—。「夫婦同氏制が現存する世界最後の国、日本」で、妻の姓になることを選んだ著者が目の当たりにした、結婚にまつわる日本のふしぎな制度。時には理不尽な出来事を経験しながらも、著者は次第にその「ふしぎさの正体」を探究したくなり、日本の戸籍制度や家族の歴史の研究を始める。その先に見えてきた、日本人の「おどろきの家族観」とは。「選択的夫婦別姓」の実現が叫ばれる今こそ読みたい、著者渾身のルポルタージュ。

目次

  • 第1章 わずか「4%」の少数派—妻の姓を選んでみたら
  • 第2章 「制度」から考える結婚と家族の歴史
  • 第3章 苗字を変えない男たち、あきらめ続けた女たち
  • 第4章 「僕が苗字を変えました!」—男たちが変わるために必要なこと
  • 第5章 「私の名前を返してください」—選択的夫婦別姓を阻む壁
  • 第6章 「家族の自立」の実現と、「自由でエグい」時代の歩き方
  • 第7章 「妻の姓を選んだ夫たち」特別座談会

「BOOKデータベース」 より

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