近代の終わり : 秩序なき世界の現実
著者
書誌事項
近代の終わり : 秩序なき世界の現実
(PHP新書, 1290)
PHP研究所, 2021.12
- タイトル別名
-
世界の知性シリーズ
- タイトル読み
-
キンダイ ノ オワリ : チツジョ ナキ セカイ ノ ゲンジツ
大学図書館所蔵 全28件
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注記
ブックジャケットに記載のシリーズ名: 世界の知性シリーズ
その他の著者: カート・アンダーセン, ジョージ・フリードマン, イワン・クラステフ, アダム・トゥーズ, ヴァレリー・ハンセン, ジョージ・エストライク, デイビッド・ファリアー
収録内容
- アジア人への暴力と憎悪の民主化 / ブライアン・レヴィン述
- 「ファンタジーランド」と化すアメリカ / カート・アンダーセン述
- 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか / ジョージ・フリードマン述
- 自由主義的覇権は幻想だった / イワン・クラステフ述
- パンデミックが加速させた米欧の分断 / アダム・トゥーズ述
- 外国貿易反対派の抗議の歴史 / ヴァレリー・ハンセン述
- 健常者優位主義を乗り越えられるか / ジョージ・エストライク述
- 地球の大都市が化石になる日 / デイビッド・ファリアー述
内容説明・目次
内容説明
新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人びとの不満を強める結果となった。先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。
目次
- プロローグ—人類の未来は明るいか
- 1 アジア人への暴力と憎悪の民主化(ブライアン・レヴィン)
- 2 「ファンタジーランド」と化すアメリカ(カート・アンダーセン)
- 3 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか(ジョージ・フリードマン)
- 4 自由主義的覇権は幻想だった(イワン・クラステフ)
- 5 パンデミックが加速させた米欧の分断(アダム・トゥーズ)
- 6 外国貿易反対派の抗議の歴史(ヴァレリー・ハンセン)
- 7 健常者優位主義を乗り越えられるか(ジョージ・エストライク)
- 8 地球の大都市が化石になる日(デイビッド・ファリアー)
- エピローグ—パンデミックがもたらした壮大な実験
「BOOKデータベース」 より