タリバンの眼 : 戦場で考えた
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タリバンの眼 : 戦場で考えた
(PHP新書, 1292)
PHP研究所, 2021.12
- タイトル読み
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タリバン ノ メ : センジョウ デ カンガエタ
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内容説明・目次
内容説明
2021年、イスラム主義組織のタリバンがアフガニスタンの首都カブールを制圧した。アメリカ軍がアフガニスタンから撤退し、暫定政権が発足すると、欧米のメディアは一様に「女性差別」「人権抑圧」について報じ、タリバンを前近代の遅れた存在と見なした。21世紀の民主主義の眼から見れば、そういう話になるのだろう。だが、われわれが日本の歴史を顧みたとき、いまアフガニスタンで起きていることに、どこか思い当たる節があるのではないか。戦争の現場を見て、考え抜いたジャーナリストの眼が、コロナ下の「鎖国」に慣れきった日本人を再び目覚めさせる。
目次
- 序章 コロナとアフガニスタン(歴史の変わり目を見たい;イスラム教は清潔教 ほか)
- 第1章 タリバンとは何か?(市街戦のまぼろし;もしタリバンに一カ月間同行したら ほか)
- 第2章 ソ連侵攻から40年—アメリカは何を間違えたのか(ギョロ目の印象;一つの文明としてのイスラム ほか)
- 第3章 中東は100年前の日本と同じ(「どうやって日本の滞在許可を取ったんですか?」;メラビアンの法則 ほか)
- 第4章 ジャーナリストは抑止力である(なぜ戦場に向かうのか;すべては確認 ほか)
「BOOKデータベース」 より