書誌事項

古典の効能

寺田真理子著

雷鳥社, 2021.12

タイトル読み

コテン ノ コウノウ

大学図書館所蔵 件 / 27

この図書・雑誌をさがす

注記

監修: 林望

参考文献: p186-187

内容説明・目次

内容説明

遙か昔の人たちも、恋や人間関係に悩んでいました。いったいどのように心を整え、乗り越えていたのでしょう。古典への難しそうな印象が変わる、柔軟で強い生き方を『万葉集』『枕草子』『古事記』から紹介します。好転/戦略/洒脱/遭遇/喪失、5つのテーマにもとづいて、20のエピソードを集めました。本を読むことによる問題の解決や癒しを目的とした「読書療法」を提唱する著者の古典エッセイ。

目次

  • 好転(清少納言の視点—喜びを数え上げる;赤猪子の決意—誰も責めないまっすぐな心 ほか)
  • 戦略(定子の真意—清少納言の実力を引き出した問いかけ;清少納言の機転—望まない戦いを挑まれたら ほか)
  • 洒脱(石川郎女の受容—不満や悩みを打ち明けられたら;大神朝臣奥守の友情—怒りをぶつけずにすむ方法 ほか)
  • 遭遇(但馬皇女の不測—思いがけない行動をとってしまったら;石之日売の投影—隠れた願望に気づく方法 ほか)
  • 喪失(大伯皇女の傷心—自然の中に大切な人の姿を重ねる;防人の妻の郷愁—居場所がなくなってしまったら ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ