四国辺土 : 幻の草遍路と路地巡礼

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四国辺土 : 幻の草遍路と路地巡礼

上原善広著

KADOKAWA, 2021.11

タイトル読み

シコク ヘンド : マボロシ ノ クサヘンロ ト ロジ ジュンレイ

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注記

参考・引用文献一覧: p319-323

内容説明・目次

内容説明

辺土とは—草遍路、乞食遍路、プロ遍路、職業遍路、生涯遍路とも呼ばれる。長い歴史の中、「へんど」はやがて乞食を意味するようになるが、昭和三〇年代までは遍路といえば「へんど」だった。一方で、八八ヵ所を経文唱えて回る遍路は、ときに畏敬と畏怖の目で見られた。彼らは聖と賎を同時にそなえる存在だったのだ。現代の草遍路を探し、共に托鉢修行も行うだけでなく、路地(同和地区)の歴史もたどりながら五年をかけて遍路を続けた。「最後の聖域」の本質を大宅賞作家が抉り出す、唯一無二の紀行ルポ!!

目次

  • 第1章 辺土紀行—徳島‐高知
  • 第2章 幸月事件
  • 第3章 辺土紀行 高知‐愛媛
  • 第4章 托鉢修行
  • 第5章 辺土紀行 松山‐香川
  • 第6章 草遍路たち

「BOOKデータベース」 より

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